スコットランドヤード(Scotland Yard)
スコットランドヤードBOX プレイ人数 3〜6人
メーカー名 Ravensburger
デザイナー Project team III
プレイ時間 1時間くらい

名古屋EJFの解説は
こちら

このゲームは、怪盗X(泥棒) とスコットランドヤード(警察)がロンドン市内で追いかけっこを展開するという、単純明快なゲームです。

ボード上にはロンドン市外が描かれており、タクシー、バス、地下鉄の各ステーションとそれに対応した各交通網があります。市内を移動する際には、これらの交通機関を使って移動します。ただし、移動する際には交通機関に対応したチケットが必要になります。このチケットはゲーム開始時に枚数を決めて割り当てられます。警官側はチケットの補充はできませんが、怪盗側は警官が使ったチケットを自分のものとして使うことができます。また移動する際にはどの交通機関を使ったか宣言しなくてはなりません

行動は1ターン内に怪盗と警官側が交互に行います。警官側はボード上にコマを置き、自分がどこのステーションにいるかを示します。怪盗は最初は3ターン目に、次から4ターンおき(つまり次回は8ターン目)に自分の居場所を公開します。警官側は最終的に怪盗を移動不能に追いこむか、怪盗と同じステーションに侵入して捕まえれば勝利、怪盗は24ターン逃げ切るか警官側が全員移動不能になれば勝利です。ルール自体は凄く単純ですよね?


各ステーションの例 (数字はステーション番号)
タクシーのみ利用可 タクシーとバスが利用可 全ての交通機関が利用可
タクシー駅 タクシー・バス駅 全駅

各種チケット
タクシーチケット バスチケット 地下鉄チケット ブラックチケット ×2チケット
タクシーチケット バスチケット 地下鉄チケット ブラックチケット ×2チケット


 これだけの説明では何なので、もう少し。このゲームでは警官側に与えられる情報は、定期的にわかる怪盗の居場所と、怪盗が使用したチケット(これは毎ターン)のみです。これだけの情報で、怪盗側がどこをどのように移動しているかを推理し、自分の移動先を決めていかなければなりません。また、チケットは使いきりなので、交通機関の利用の仕方も考える必要があります。タクシーチケットを使いきってしまった時に、タクシーでしか行けない場所に逃げこまれたらもうどうしようもありませんからね。

一方、怪盗は全ての情報を手に入れることができます。警官の手持ちのチケットを考えて、移動しにくい場所に逃げ込んだり、特殊チケットを活用しましょう。警官の裏をかくような移動をして、囲まれないようにしましょう。怪盗は、自分の移動先を考える際に目線でそれがばれてしまうこともあるので、そこまで考えてボードを見るようにすると良いでしょう(これもりっぱな駆け引きです)。

はっきり言ってしまうと、このゲームはルールが単純な分、駆け引きが大きなウエイトを占めています。このゲームで勝利するには駆け引きや、推理能力が不可欠です。この辺が実際の警官と怪盗のやり取りを上手く表現しているように思いますが、どうでしょうか?


*ゲーム開始時に枚数を決めて ・・・ タクシーが10枚、バスが8枚、地下鉄が4枚割り当てられる(警官サイド)。

*特殊チケット ・・・ 2回連続で移動できる×2チケットや、どの交通機関を使ったかわからないブラックチケットなど。

(解説:PETER)


プレイヤーの声(5段階評価)
 プレイヤー 評価 コメント
AVENGER 3 怪盗Xで逃げ切った時、刑事で怪盗Xを捕まえた時の快感を、私はまだ味わったことがありましぇ〜ん。
HGW 3 ルール的にちょっと警察が不利。
PETER 3 警官が4人の時と5人の時で怪盗側の難易度がえらい違います。警官5人から逃げ切るのはかなり難しい。警官4人なら割と楽。
ALMAR 3 怪盗でいきなり勝負をかけると速攻で終了。
KUMAMA 5 文句無しに高い評価を与えたい作品。霧にまぎれて消えるXと、それを追跡する警官らの足音が石畳の道路に響くのが目に浮かぶ。バスにすら乗って必死に逃げまくり、何を盗ったのかはXの秘密。